部屋の多肉植物が枯れた。

なんだってほっといたら枯れる

夢見る隙間

 

『夢見る隙間』

 

あたしが好きな歌手の

あたしが好きな歌。

 

aikoちゃんの歌は

いつもあたしに力を貸してくれる。

 

それに彼女の歌は

あたしの恋愛観や人生観に

多く影響してきた。

 

なにしろあたしが

『あたし』っていうのは

aikoちゃんの真似だったのだから。

 

彼女の歌は

その歌唱力以外にも魅力がある。

一見日記に見える文章に詩が存在する。

その部分が、人の心を揺さぶるのだと思う。

 

恋人と幸せな時間を過ごす歌 もあるが

やはり多く聞いてきたのは

失恋ソングや恋人との不安な時間の歌だ。

 

そんな様々な歌がある中で

この記事のタイトルである

『夢見る隙間』は

好きな人に対して好きだと思う気持ちが

あまりにひどくて少し辛くなる時に聞く。

 

これが最後かもしれないと

あなたにあたしはキスをする

 

別れはいつも突然で

こんな幸せで誰かを好きでいられる時間を

いつまでも過ごせるという保証は

どこにもないのだ。

だから

あたしはいつも、

恋人と会うときは

『これが最後かもしれない』と

思うようにしている。

 

そうすれば、

別れ際が寂しくても

少しでも笑顔で

綺麗なあたしでいられるのだ。

『また会いたい』と思ってもらえるように。

『これを最後にしたくない』と

思ってもらえるように。

 

そんな歌を作るaikoという人自身にも

大きな魅力があるのだ。

彼女は、よく見るとそんなに可愛くない。

でも、めっちゃくちゃ可愛い。

それはどうしてかっていうと

彼女は自分の見せ方を知っている。

 

女の子らしさ がとっても似合う人。

カールのかかったポニーテール

ひざ下のスカート

赤く染まった頬

揺れるピアス

ふとした時に見せてくれる真剣な表情

そのあとのふざけた笑顔

全部全部、

彼女があたしの恋人なんじゃないかな って

錯覚させてくれる。

 

小さくてかわいくて、強くて弱い。

そういう女性は魅力的だ。

あたしも

彼女みたいになりたいな。