部屋の多肉植物が枯れた。

なんだってほっといたら枯れる

記憶

 

昔の恋の記憶は綺麗に見える。

 

地元に戻ると、

稀に中学時代の元カレと遭遇する。

 

その度に思う。

 

この人、こんなに微妙だったっけ?

 

中学時代の恋愛など殆どが黒歴史

細かく語りたくはないが、

素敵な別れを経験したことなど一度もない。

なんなら相手をものすごく嫌いになったりしている。

でも時が経つと、

あの時、かっこいかったな...... と

具体的な映像とともに懐古することがある。

 

彼らはあたしの記憶の中で

キラキラした物語になっている。

花火大会に行ったり、カラオケに行ったり、

海に行ったり、誕生日を祝ったり。

制服を着ていた時代の記憶が

『あの頃は良かったな』と思わせてくる。

 

でもね、

あたしこれだけは言えるのです。

いまが一番幸せなんだと。

 

昔の恋は離れて見ているから綺麗なだけ。

具体的に思い出すとなかなか悲惨なものばかり。

 

縛られて進めないでいるのって

きっと勿体無いのだと思う。

もちろん現在も未来も

輝いてばかりではないけれど

極力前を向いて生きていきたい。

 

よくなるように見える、

明日に向かって。